【質問】
決算について教えてください。(その2)
【回答】
さて前回は、決算という言葉の意味についてご説明致しました。
恐らく決算という意味を少しはご理解いただいたかと思いますので、今回はその決算の流れについて簡単にご説明していきましょう。
■ 決算の手続きの流れ
①試算表を作成して、総勘定元帳に記載ミスがないかどうかをチェックする。
貸借対照表と損益計算書は、各勘定科目の集合体です。つまり、勘定科目の明細を記載した総勘定元帳に記載ミスがあれば、必然的に貸借対照表と損益計算書の数字が狂うことになります。よって決算手続きでまず行うべき作業は、この総勘定元帳の記載チェックが基本中の基本となります。
②決算整理事項をまとめる。
決算整理事項とは、期中には記帳しない取引で、決算時にのみに発生する事項をいいます。例えば、減価償却や各種引当金の設定などが挙げられます。この事項は決算手続きの中で最も重要な項目ですので、次回に詳しくご説明致します。
③主要簿や補助簿を締める。
①と②の作業が終われば、帳簿の締めを行って一年間の記帳が完了となります。
後はこれらの帳簿を基に、貸借対照表と損益計算書を作成すれば、ここで会計としての決算が一旦終了致します。
④税務申告書を作成する。
会計の決算が終了すれば、最後は税務申告書を作成して納税額を確定させます。
以上、決算の手続きの流れを簡単にご説明致しましたが、いかがでしたか?
次回は②の決算整理事項を詳しく触れますので、乞うご期待!!!